MBTI診断をご存じですか？アメリカで生まれた自己分析診断でMBTI診断では全部で16パターンに分類に分けられ、自分の性格や傾向などがわかるようになっています。最近では会社や派遣会社での就職試験などにも用いられるようです。
今回はそんな16パターンの中でも、ISTJに焦点を当てて恋愛パターンを紹介します。性格や相性が良い人についても解説するので、参考にしてください。
ISTJはこんな性格の人
ISTJはざっくり紹介すると「管理者型」です。このように説明すると、何となく厳しいというイメージを抱く人もいるかもしれません。
しかし、それはISTJの人の性格を知らないからです。どんな性格でも言えることですが、良い面もあれば悪い面もあります。
そこで、ISTJの良いところと悪いところに分けて、それぞれ解説します。
ISTJの恋愛での長所3つ
ISTJの性格の人は、良いところがたくさんあります。良い一面や性格を知れば、厳しさや怖いというイメージは払しょくできるかもしれません。
また、恋愛面においても良いところはいかんなく発揮されます。ISTJの見方が変わるという人もいるでしょう。
その中でも3つの良いところについて紹介するので、参考にしてください。
1.嘘がつけない正直者
ISTJの人は、嘘がつけません。根が真面目で正直なので、「嘘をつく」ということに強い抵抗感があります。
恋愛面においても同様です。嘘がつけないので、嘘をつかなければならないようなことはしません。また、そのような状況にも意識して近づかないようにします。
例えば、浮気をしないという特徴があげられます。浮気をすれば、嘘をつかなければいけなくなるでしょう。ISTJの人は嘘がつけない性格であることを自覚しているため、浮気をしないのです。
2.約束や人に対して忠実
約束や人に対して、いつも忠実であろうとします。約束を破ったり、誰かを裏切ったりすることはほぼありません。
ISTJの人は「約束は守らなければならない」「人には忠実でなければならない」といつも思っています。約束を反故にする、たまには人に不誠実であってもいいという考えはありません。
例えば、デートでは約束の時間よりも早く待ち合わせに到着して待ってくれているでしょう。相手を待たせてはいけない、という思いもあるので、先に到着して待ってくれています。
3.責任感が強い
責任感が強いという一面も、ISTJの人の良いところといえるでしょう。責任感と恋愛がイコールにならない人もいるかもしれません。しかし、恋愛でもいかんなく発揮されます。
恋愛面においては、相手を必ず幸せにするという思いが強いといえるでしょう。相手を悲しませないために、最大限の努力をするのがISTJタイプの人です。
一途にその人のことだけを思ってくれるので、自分だけを見つめて欲しいという人にぴったりの性格といえます。
ISTJの恋愛での短所3つ
どのようなタイプの性格にも言えることですが、良い面もあれば悪い面もあります。それはISTJの人も同じです。
ただし、悪い一面はあらかじめ知っておくことで、対応できます。また、見方によっては悪い一面とは言えないと思うこともあるでしょう。
ここでは、ISTJの悪いところに焦点を当てて紹介します。恋愛にフォーカスして解説するので、参考にしてください。
1.人に頼ることが苦手
ISTJの人は、人に頼ることが大変苦手です。「助けて欲しい」や「無理です」とは言えない性格をしています。
好きな人や大切に思っている人に対しても、頼ることが苦手です。そのため、恋人になった場合は、寂しい思いをすることがあるかもしれません。
しかし、SOSのサインは出しています。じっくり観察することで、ISTJの人が出しているSOSに気づくことができるでしょう。ISTJの人をよく観察してあげてください。
2.融通が利かない
融通が利かないという一面を持っています。一度決めたことは、なかなか変更できないため、窮屈に感じることがあるかもしれません。
例えば、デートの日にちやプランを一度決めたら、変更することに強い抵抗を感じるかもしれません。強い不快感を隠そうともしない、ということもあるでしょう。
早めに変更を申し出ると良いでしょう。早め早めの行動をすることで、ISTJの人は快く変更してくれます。ギリギリが嫌いなだけなので、早めの行動を心掛けましょう。
3.視野が狭くなりがち
視野が狭くなりがちという一面があります。広い視野で物事を見ることを忘れてしまうことがあるため、恋人にすると束縛が激しいと感じる人もいるようです。
例えば、メールやSNSなどをチェックするという行動を取るかもしれません。恋人が自分の知らない人とつながっていることに、不安を感じるからです。
オープンにすることで回避できるでしょう。メールやSNSは、全部オープンにしてください。また、ISTJの人を巻き込むという行動も良い効果が期待できます。
ISTJの人に見られる”あるある”をご紹介
ISTJの性格や言動を知るためには、あるあるも知っておいた方がよいでしょう。あるあるを知ることで、どんなふうに接すれば良いのかが見えてくるからです。
ここでは、ISTJの人に見られるあるあるについて紹介します。
1.記憶力が良いので一度覚えたことは忘れにくい
ISTJの人は記憶力がよく、一度覚えたことはほぼ忘れません。
仕事では、一度覚えたルールや決まりはほぼ忘れることがないので、一人で完璧にこなします。覚えるまで多少時間がかかることもありますが、覚えてしまえばミスなしでこなすでしょう。
また、相手の誕生日や好きなことも覚えています。記憶力が良いので、頭に入ったこれらの情報も忘れるということがないのです。
2.独自のルールやこだわりがある
独自のルールやこだわりがあります。本人にしかわからない場合が多いので、周囲の人は理解しにくいということがあるかもしれません。
ただ、これらは自分がやりやすいように作ったルールやこだわりなので、そっと見守った方がよいでしょう。そのほうが、トラブルにならずに済みます。
3.警戒心が強いが一度打ち解けると忠実
ISTJの人は警戒心が強いので、打ち解けるまで時間がかかるでしょう。これは、自分がトラブルに巻き込まれないための防衛策です。
ただし、一度打ち解けるとどこまでも忠実です。その人が困っているときは率先して救いの手を差し伸べようとする一面もあります。時間をかけて歩み寄ることが大切です。
ISTJの恋愛パターン
ここまでISTJの性格やあるあるについて解説してきました。これらを踏まえたうえで、ISTJの恋愛パターンについて紹介します。
まず、ISTJの人は浮気をしません。そのような不義理なことは生理的に受け付けないからです。「この人」と決めたら、一途にその人のことだけを思い続けるでしょう。
ただし、相手にも誠実さを求めます。浮気のような裏切り行為をした場合には、二度と許してもらえないということもあるかもしれません。そのような裏切り行為が一度でもあると、一瞬にして気持ちが冷めてしまうからです。
ISTJの人は恋愛よりも結婚に向いているといえるでしょう。一次的なお付き合いよりも、生涯を通じて共に歩んでいける関係性を求める傾向が強いからです。
ISTJと相性ぴったりの相手3選
ISTJの性格や特徴、恋愛パターンについて解説してきました。それでは、どのような特徴の人と相性が良いのでしょう。
恋人や好きな人がISTJタイプの人は、特徴を知ることが大切です。理解することで、上手にお付き合いできるでしょう。
ここでは、ISTJの人と相性の良い人の特徴を3つに絞って紹介します。理由についても解説するので参考にしてください。
1.励まし上手な人
励まし上手な人は、ISTJの人と相性が良いでしょう。
ISTJの人は、自分に厳しいという一面を持っています。これは、自分で自分のことを褒めたり励ましたりすることが苦手だからです。結果、自分をどんどん追い込んでメンタル面を壊してしまう可能性があります。
励まし上手な人は、ISTJの人に適度なやる気を起こさせることができるでしょう。「適度」という部分が肝心です。
上手に励ますことでISTJの人に、適度な心の栄養を与えます。心の栄養がいっぱいになれば、自分を追い詰めることなく目標が達成できるので、ISTJの人との相性は良いといえるでしょう。
2.自然体でいられる人
自然体でいられる人との相性も大変良いといえます。ISTJの人は、どんなときでも自然体でいることを好むからです。
ISTJタイプの人は「管理者」と言われ、厳しい人という印象を相手に与えます。そのため、常に緊張を強いられる関係性や環境が良いのではないか、と勘違いする人もいるようです。
しかし、ISTJタイプの人は自然体でいられるかどうかを重視しています。一緒にいても本音で語り合える人や、心を開いてお付き合いができる人を求める傾向が強いでしょう。
また、相手にも自然体で付き合って欲しいと望んでいます。いつも心をオープンにした付き合いができる人は、ISTJの人とも良い関係性が築けるでしょう。
3.互いに補い合える人
ISTJの人は、互いに補い合える人を求めます。言い換えるなら、共依存の関係は求めていないということです。
あらゆる面で自立した人を、パートナーとして求める傾向があります。それは、ISTJの人が自立した生き方を目指しているからです。誰かに依存した生き方は、とても苦手です。
しかし、ISTJの人は自分の欠点や弱点も熟知しています。また、欠点や弱点は誰にでもあるということも理解しています。そのような一面をお互いに補い合い、人間としてもっと成長できる関係性を築きたい、とISTJの人は望んでいるのです。
ISTJが恋愛で成功するコツ
ISTJの人は、初対面の人には厳しいというイメージを与えがちです。しかし、一度打ち解けると信頼できるパートナーになってくれます。
大切なことは、ISTJの人を幻滅させないことです。道徳心に反することが大嫌いなので、そのようなことはしないように心掛けましょう。
例えば、「約束を守る」「嘘をつかない」などのようなことです。自分がされて嫌なことは人にもしない、というのがISTJの人のモットーなので、その点を理解してあげてください。
まとめ
MBTI診断では、ISTJは「管理者」と表現されます。そのため、気難しさや厳格なイメージが先行しがちです。しかし、それはISTJの人の一面でしかありません。
信頼できるという面では、トップクラスに位置しているのがISTJです。信頼できるパートナーになってくれるので、裏切られたくないという人は性格をよく理解したうえで、良い関係性を築いてください。
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