MBTI診断の中でもかなり珍しいタイプであるENTJ
ネット上では指揮官タイプと呼ばれるこのタイプが恋愛をするとしたら、どんな相手がいいのか皆さんは思いつくでしょうか？
16タイプある性格の中でもENTJはかなり希少な性格なので、他の人の恋愛パターンを参考にするのは難しいかもしれません。
そこでこの記事では、ENTJの特徴やパートナーとして相性の良い人について徹底解説していきます。
厳しいイメージとのギャップが魅力？ 恋するENTJの長所3つ
ENTJはネット上で指揮官などと呼ばれているだけあって、合理的で厳しいイメージを抱かれがち。ですがENTJは厳しいだけではありません。
今恋をしている人も、これからする人も、自分の美点について知っておく必要があります。
アピールすべきポイントと自分の性格を知っておけば、素敵なパートナーを得る助けになるからです。
1.積極性
ENTJは外向型です。強い興味を抱いた相手に対して気さくに話しかけ、巧みに人間関係を構築していきます。もちろん、ENTJの社交性はビジネスだけではありません。プライベートでもお互いに刺激的なやり取りを好みます。
時には恋愛対象と意識した相手に対して、情熱的なアプローチをかける時もあるでしょう。恋をしたからといって、誰もが積極的になれるわけではありません。ENTJの積極性は、恋愛においてとても有利なのです。
2.意外な優しさ
ENTJの主機能はTe(外向的思考)です。
Teは論理や効率、合理性といったものを重んじる機能であり、人々に対して強いリーダーシップを発揮します。
時には厳しく言いますが、それは相手の成長を思ってのこと。Fi(内向的感情)を持つため、ENTJは意外に利他的なのです。特にパートナーに対しては、その特徴を発揮することでしょう。
普段の強気で厳しい態度と、その裏にある優しさは恋愛において強力な武器です。
3.豊かな知性
ENTJには博識な人が多いです。
というのも、彼らの補助機能であるNi(内向的直観)は物事の背後にあるパターンを関連づけ、本質を見抜く機能だからです。この機能によってENTJは、1を聞いて10を知ることが出来ます。
また外向的なだけあって興味の範囲が広く、ジャンルを問わず豊富な知識を持っているENTJ。
知的でユニークな会話や、洗練された所作に好意を持つ人にとって、ENTJはたまらない魅了を持っているかもしれません。
課題は感情面? 恋するENTJの短所3つ
美点と欠点は表裏一体。当然ながらENTJにも欠点はあります。そしてその欠点は、主に感情に関する事柄が多いようです。ビジネスならば感情を無視した交流が可能でも、パートナーとの間ではそうはいきません。
パートナーや好きな人と旅行な関係を維持していくためにも、欠点はぜひ知っておくできでしょう。では、具体的なENTJの欠点を解説していきます。
1.感情の扱いが不得意
ENTJはFiを四つ目の機能として持つことから、感情を扱うのがあまり得意ではありません。どうしても実用的なことに目を向けてしまいがちです。
そのため他者の気持ちを無視してしまい、周囲のモチベーションを下げ、無意識のうちに誰かを傷付けてしまうことも。
自身の感情をコントロールするのが苦手な傾向があるので、意図せずパートナーを萎縮させてしまった経験のある人もいるのではないでしょうか。特に相手が内気な場合、要注意です。
2.不寛容
2つ目の欠点は不寛容です。ENTJはJ(規範)タイプなので、自ら決めたルールに従って行動することを好みます。
この自律性のおかげで多くの人を統率することが出来るのですが、こだわりが強すぎると異論に対して不寛容になり、真っ向から批判してしまいます。
もちろん、パートナーも例外ではありません。ENTJは正論のつもりでも、相手を深く傷付けてしまう事態も起こりうるのです。結果、好きな人との関係が悪化する恐れがあります。
3.短気さ
ENTJは素早く決断を下します。時間が有限であること、効率を求めるならばゆっくりしていられないことを知っているからです。
深く考えてから行動する人や、飲み込みの遅い相手を、能力が低いと誤解することもあります。
しかし恋愛が予測通りに進展することはほとんどありません。また、パートナーがENTJと同じ速さで行動してくれる保証もないのです。
あまりに短気すぎると、相手とのペースが合わずに破局する可能性があります。
ENTJと相性の良いパートナー3選
ENTJと相性の良いパートナー① サポートが得意な人
強烈な個性を持つENTJにぴったりなのは、ずばりサポーター気質の人。他者の能力や価値観を尊重し、支配することに興味を示さず、他者のサポートをするのが好きな人であれば、ENTJの欠点をちょうどよく補えます。なお、この場合のサポートとは仕事に対する家事や雑務というよりは、情緒的なサポートを示します。
よく統率者やカリスマと言われるENTJですが、傷付いたり感傷的な気分になったりする日もあります。そのような時に支え、再起を応援してくれる人は得がたいもの。敵を作りがちなENTJにはなおさらです。そんなパートナーとお互いを労り、思いやりのある関係を築ければ、ENTJは将来的に安定した家庭を築けます。
ENTJと相性の良いパートナー② 冷静な人
冷静な考えが出来る人ならば、合理主義の化身とも言えるENTJとも上手く関われる可能性は高いです。ENTJは中では何よりも理性や客観性が優先。無駄や失敗をとにかく嫌います。プライベートであってもそれは同じ。機能的で効率の良い私生活を追求します。
そのため感情に配慮しない正論を押し付けることや、つい恋人や配偶者を後回しにして寂しい思いをさせてしまうことがあるのです。このような時に「嫌われているから冷たくされた」などと思い込まず、冷静な話し合いを出来る人ならば、無用なすれ違いを避け、関係を長く続けられるでしょう。もちろん、ENTJ側も冷静である必要があります。
ENTJと相性の良いパートナー③ 知性的な人
知的好奇心旺盛なENTJは、知性的な人となら気が合うことでしょう。
自分の思考に絶対の自信を持っているENTJですが、批判を恐れずに違う意見を表明する人や、論理的な考えを持って異論を唱える人を素直に尊敬することが出来ます。
自分より理解が深い人、人間的なレベルが自分より上にあるひととの付き合いを好むようです。興味関心を抱いたニュースや人生哲学、いつか成し遂げたい夢。そうしたことについて会話を交わすのは、ENTJの理想主義者的な側面を強く刺激します。
お互いの知性や創造性に惚れ込めるような、そんな相手を見つけると長続きするかもしれません。同じ世界観を共有出来るとより良いでしょう。
ENTJへの恋愛アドバイス
全てのタイプがそうであるように、ENTJも長所と短所を持っています。恋愛関係を壊さないように、自他問わず感情には特に注意を払いましょう。
意識して感じよく振る舞い、他者を激励し、感謝を伝えることが大切です。パートナーの理解と協力を得られるように、常日頃から配慮を怠らずにしておけば、困難な状況を二人で乗り切る助けとなります。
ENTJの場合、優しくしすぎるということはありません。ですから「やりすぎかな？」と思うくらい愛情や信頼、感謝を示してください。感情のコントロール方法を学ぶのも良いでしょう。外向的思考は内向的感情と相反するようでいて、実はお互いに影響を受けあっています。そのことを忘れないでください。
まとめ
以上、ENTJの恋愛について解説してきました。
ENTJは外向的で直観力に優れ、意外に優しい性格ですが、感情が苦手、不寛容、短気といった欠点を持っています。その点を補完できる人か、価値観の合う人と付き合うことをおすすめします。
逆にENTJもパートナーの苦手をフォローしてあげましょう。そうすれば性格が似ていても違っていても、恋人として上手く付き合っていけるはずです。
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